社長ブログ・・・と偉そうに書いたが現段階で社員や従業員がいるわけではない。
一体だれが読むのか、誰に向けて書いているのか今はまだ判らないが、とにかく少しずつでも書いていこうと思う。
まず、私がクラフトテックラボという会社を立ち上げた経緯を簡単に書く。
つい最近まで、都内にある上場企業(今は上場廃止)の子会社の社長をやっていた。
子会社といえど自社で製造部門(金属加工~塗装・組立まで)を持ち、従業員は30名程度の会社である。
ではなぜ現在私は一人で会社を立ち上げたのか
一言で言ってしまえば、その子会社が無くなってしまったから。
正確に言うと、親会社に吸収合併されて、消滅会社となった。
従業員(ついでに私)の名誉のために言っておくが、決して業績悪化によるものではない。
むしろ業績は伸びていたと言って良い。
では何かというと、親会社側の経営方針の大幅転換によるものである。
察するに将来への不安から来る大幅縮小といったところではないか。
会社が無くなると決まった時に私にはいくつかの選択肢があった。
1.親会社へ戻る
2.知り合いの経営者などの企業(縁故)への就職
3.起業
4.ニート
結果として3を選択したのには理由がある。
子会社は設立から20年が経っていたため、地元の起業や様々な企業と取引が出来ていた。
元々私は営業だったため、大半は私自身が開拓した担当者や企業である。
会社が無くなるとなってからお取引先への挨拶まわりを行なったが、
今後どうすれば良いのか・・・という不安の声が多々あった。
当然親会社へ引き継ぐ旨は伝えるのだが、製造元や担当者が変わることへの不安は決して小さいものではない。
そのうち、冗談交じりに
「坂井さん、いっそ起業したら?」
と言い出す人が出てきた。
起業というと、私のイメージだと何か特異な技術やアイディアがあって初めてするもんだという頭があったので
その通り伝えてみると
「では坂井さん。聞きますが5年後世の中がどうなってるか答えられますか?
答えられないでしょう。そんなものはやっていくうちに見つかるもんです。」
と返された。
良くわからないが何となく納得してしまって、帰り道の新幹線で起業しようと決めてしまった。
起業した経緯は大体こんな感じである。
『まぁきっかけなんてみんなそんなもんだよね』と勝手に思っている。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは。
わたしにとって起業は遠い存在です。
ですので、
すごいなぁ。
勇気あるなぁ。
と、このような言葉しか思いつかないのが
お恥ずかしいですが、
適切な言葉ではありませんが、
これからどう進んでいくか楽しみです。
もちろんこっそり応援します。
超深煎のうえに超細挽きなのでドリップなのにエスプレッソ並に「濃ゆい」人 さん。(長い・・笑)
コメント有難う御座います!
(ちなみに初コメントです。)
起業自体はそれほど難しいもんでも無いのですが、継続が大変なのかもしれません。
これからもこっそり応援頂けると幸いです。
これからもお楽しみに!
アディオス!